2025_OCT_vol_9
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日本との違いを実感医院のスケールに圧倒歯科治療の在り方そのものが変わる可能性デジタル機器によるシステムの構築に関心みなみ歯科医院副院長韓国ソウル市の歯科医院『ハルプラントデンタルクリニック』を見学し、まず、その豪華さに圧倒されました。併設されたカフェや洗練された内装デザインは、日本の歯科医院と比べても非常にスタイリッシュで印象的でした。院長先生と企業研修に参加した方々と話をさせていただく中で、インプラント治療をメインにしているクリニックではスピードを重視し、ガイドサージェリーを使用しないという点において、日本との考え方や治療スタイルの違いを感じました。また、韓国でのインプラント治療において、65歳以上の方であればが2本まで保険適用となる制度があるようで、日本と比べてインプラント治療がより身近な存在になっている印象を受けました。一方で、日本のような介護保険制度や訪問診療の体制は整っていないため、そ医療法人社団洸緑会歯科ミントクリニック『ハルプラントデンタルクリニック』見学では、最初に待合室に併設されたカフェに通され、歯科医院とカフェを融合させるという発想に驚きました。医院全体がビルの5フロアにわたって大規模に経営され、その豪華な雰囲気に圧倒されました。特に、インプラントに特化した医院ならではのデジタル機器が充実しており、院内ラボには高価なミリングマシンや最新のコンピューターシステムが並び、そのスケールの大きさは圧巻でした。院内でのプロモーション活動も活発で、日本とは異なるアピールの仕方が印象的でした。VATECH本社見学では、社員の皆さんが心から会社を愛し、誇りを持って働く姿が印象今井矯正歯科クリニック院長ソウル市の『ハルプラントデンタルクリニック』を見学し、その規模の大きさには目を見張るものがあり、まるで大学病院のような印象を受けました。インプラント治療に必要なものが全て院内で完結するシステムも、患者さんにとって安心できる環境だと感じました。特に歯科技工士の方々が複数のPCを駆使してCADソフトで設計を行うなど、最新のデジタル機器を揃えている印象を受けました。私のクリニックでも、患者さんが来院した際に院内のに通知するシステムや、アライナー治療患者のモニタリング、電子カルテの管理など、日々DX化・デジタル化を推進しています。また、自院で所有している3Dプリンターをあまり実働できていないのですが、その観点から見た『ハPadi南4 PRODUCTS REVIEW       晃広竹島健太郎今井利明参 加 者 ス ペ シ ャ ル イ ン タ ビ ュ ー企業研修

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