2024_SEP_vol_7
8/32

『Sheep810』の導入の理由は?ダイオードレーザーマイクロスコープは機動性に欠けてしまうので、『ロングバリオフォーカス』の焦点距離が長いことを利用し、録画を目的として使用することもあります。説明の際、ただビフォーアフターの写真を見せるだけでなく、録画した動画をモニターに映し出し、「治療中にこういうところに気を付けました」や「むし歯を取っていくと段々神経に近づきます」など、治療の様子を患者さんと一緒に見ながら細かく説明することができます。それにより、より開かれた医療が実現できると思います。患者さんに治療の様   ー6マイクロスコー子の動画をお見せすると、ほとんどの方が「初めて見た」と言われます。マイクロスコープ自体は普及してきていますが、インフォームドコンセントで活用している先生はまだ少ないのかもしれません。初診では口腔内写真を必ず撮りますが、写真だけでは伝わりにくいことも多いため、ケースバイケースでプを使って動画撮影し、説明する『Sheep810』は止血に使うケースが多ことで理解していただいています。髙木◆大学院では歯科用のレーザー治療について研究をしていたので、レーザーは必要不可欠な機器でした。当院にはエルビウムヤグレーザーとダイオードレーザー『Sheep810』の2つのレーザーがあります。エルビウムヤグレーザーは歯周病の治療やカリエス治療、最近では根管治療にも使える万能選手です。しかし、出血箇所の止血にはダイオードレーザーの方が優れています。当院でもいです。ダイオードレーザーは、エルビウムヤグレーザーと比較すると、ヘモグロビンによく吸収されるため、止血効果が高いというメリットがありま「初めて見た」と言われます。治療の様子の動画を患者さんにお見せすると、ほとんどの方が日本製 ダイオードレーザー 『Sheep810』を選んだ開業医たち

元のページ  ../index.html#8

このブックを見る