2024_SEP_vol_7
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操作性や患者様の反応はいかがでしょうか。Ciメディカルで開業して良かったことはありますか。ンを撮影し、過剰歯の確認にCTを用います。また、矯正を希望される方には、全員にCTおよび頭部X線規格写真を撮影しています。中には、口をぽかんと開けている様子からCTによる気道の描画を行い、気道の狭さやアデノイドの肥大が気になったため、耳鼻科への受診をおすすめしたケースもあります。気道描画の画像はカラー表示されており、患者さんにも視覚的に分かりやすいため、非常に有用です。現在、国の方針としても予 ー ーi 防から口腔機能へシフトが進んでいます。CTによる気道の描画は、咽頭部の状態を診るための重要な指標となります。これにより、口腔機能の正常な発達をサポートし、今後の医科歯科連携にもつながると考えています。松崎◆撮影時に、X線の照射量が少ないことを機械が説明してくれるところが気に入っています。この案内により、患者さんも被ばく線量が少ないことに安心されます。また、子どもの撮影の際には、「ロボットを見に行こう!」とPadと連携しており、画像を見ること案内し、あえて機械が回っているところを見せると、話して回る機械に特に男の子たちが興味を持ち、怖がらずに撮影が行えます。さらに、レントゲンソフトウェアがができるのも非常に重宝しています。当院では、目の前にディスプレイを置くと子どもが叩いてしまうことがあるため、iPadを使用して説明を行っています。持ち運びが可能で、すぐに患者さんに画像を見せることができるため、スタッフは一人1台ずつ説明用に持っています。院内でCT撮影ができることで、患者さんは大学病院まで行く必要がなく、撮影の必要性を説明すると「撮ってください」と言われることがほとんどです。撮影後の説明では、気道の体積が色調で表示される画像に「こんな風になっているんだ!」と驚かれる方が多く、またパノラマレントゲンや頭部X線規格写真も非常に綺麗です。松崎◆自分の思い描いた形で開業できたことが何より良かったです。特に、子どもたちが喜ぶ「ワンダーランド」のような医院国の方針は「予防」から「口腔機能」へシフト。CTによる気道の把握は、咽頭部の状態を診るための重要な指標となり口腔機能の正常な発達をサポートする。レントゲンソフトウェアがiPadと連携。気道描画の画像はカラー表示されるので患者さんにも視覚的に分かりやすい。24を選んだ開業医たち

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