2024_MAY_vol_6
4/27

『Aoralscan3光吉◆元々、口腔内スキャナには興味がありました。理由は、廃棄物を減らせるという点でした。当院では印象採得が多く、それに伴い印象材や石膏などの廃棄物が多く出ます。その廃棄物は委託業者に産業廃棄物として回収してもらわなければなりません。ですから、廃棄物を少しでも減らすことができれば同時に処分費の削減につながります。また、従来のアルジネート印象の場合、練ったり石膏を流したり人の手で作業にかかる時間が多く、その時間がもったいないと感じていました。口腔内スキャナであれば、その時間を省くこともでき印象採取が効率的になると考え、導入したいと思いました。ーーl 2光吉◆当院に以前勤務していた先生で、機器関係にとても詳しく、現在勤めている医院でも複数種類の口腔内スキャナを所有している先生がいるのですが、その方から勧められたのが『Aoralscan3』でした。「スキャンの速度がとても速い」と教えていただいた通り、読み取りスピードの速さが魅力でした。また価格については、他社と比較してCiメディカルの提示価格が最も抑えられていました。も市場価格との比較について相談したところ「かなり安い!」とおっしゃっていた事も購入を決めた理由の一つです。』を教えてくれた先生に『Aora口腔内スキャナを導入しようと思った理由を教えていただけますか?経緯を教えていただけますか?scan3』に決めたSPECIAL INTERVIEW口腔内スキャナエーオーラルスキャン3IOSが切り拓く!歯科医療への革新デジタル技工の進展によるCAD/CAM冠の保険適用にともない現在、口腔内スキャナが注目を浴びている。すでに歯科業界の現場では、口腔内のスキャンデータから補綴物の製作を行う機会が増しており、IOSの潮流は今後、間違いなく進展すると思われる。今回のユーザーインタビューでは、口腔内スキャナの中でも注目度の高い『Aoralscan3』に焦点を置き、IOSをめぐる歯科現場の実態に迫った。

元のページ  ../index.html#4

このブックを見る