2024_FEB_vol_5
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「アルジネートでの印象採得よりスキャナの方が良い!」とスタッフに好評。ナを使っていたのですが、それと比べて『i700』は本体のサイズが小さく、スキャン部位の切り替えは本体ボタンの長押しで容易に行うことができる所が便利です。マウスを使用しなくてもスキャナの操作だけで画像の確認をすることができる機能もあって、操作性が良いです。一度口腔内スキャナに慣れてしまうと、アルジネートでの印象採得が手間だと感じます。口腔内スキャナの扱いについては、私自身は以前から使用していたので問題ありませんでした。新卒のスタッフには、アルジネートで上手く印象が採れるようになるより、スキャンを覚えてもらう方が容易でした。また、経験のあるスタッフからは、スキャンに慣れてくると、「アルジネートよりスキャナの方が良い!」という声が聞かれるほど好評です。口腔内スキャナ『i700』の活用方法を教えてください。白木◆口腔内スキャナを導入する理由として、アライナー矯正での活用を考えていました。矯正治療ではシリコン印象が大変なので、その際に活用しています。また、自費の補綴関係も口腔内スキャナを使っています。自費の補綴でもブリッジはシリコン印象で採ってほしいと言われていますが、嘔吐反射のある患者さんの治療の際に、スキャンデータにてジルコニアのブリッジを製作しました。適合は少しの修正のみで、問題なくセットすることができました。開業してから大変だったことはありますか。白木◆勤務医時代は診療のみに集中できましたが、開業すると診療以外にもやるべきことが沢山あり、試行錯誤しながらやっています。勤務医時代に、治療の技術面についてはもちろんのこと、もう少し経営に関する勉強もしておけばよかったな、と感じています。初めてのことは、自分でやってみないと分からない部分もあるので、経験しながら日々学んでいます。ユニットの増設、今後の拡大についてはいかがでしょうか。白木◆Ciメディカルで機械室を作り、最大7台までユニットを動かせるようになっています。開業時はユニット3台で ―――18

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