2022_JUNE_no3
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症例4睡眠時無呼吸症候群症例5小児矯正と気道分析⑦)患者さんにヒアリングを行い、なるべ(画像⑨)術前の埋入計画通りの治療結果にく長持ちし再発しにくい治療を希望されたので、欠損部にインプラント治療を行うことになりました。当医院ではインプラントの際、ステントを用いますので、口腔内スキャナにて口腔内をスキャン、CTデータとマッチングし、埋入計画を立てます。(画像⑧)欠損部にインプラントを埋入し、骨との安定性も確認できたため、当日プロビジョナルまでセットしました。なっていることがわかります。(画像⑩)私がGreen18を選んだ理由に気道分析があります。気道分析の重要性としては、まだ医療保険制度の中に算定はされていませんが、世の中には睡眠時無呼吸症候群の方が多数おられます。肥満、動脈硬化、高血圧、高脂血症、糖尿病との相互関係があると言われており、それらの疾患がある場合、3大死因疾患であるがん、心疾患、脳血管疾患になる可能性が5~時無呼吸、低呼吸、いびきなどがある場合は、睡眠の中断、低酸素血症になり日中の眠気や心疾患合併症の原因となり、その罹患率や死亡率の上昇につながります。よって睡眠時無呼吸症候群の改善は健康に役立つのです。また我々歯科医師が診るお口の中では、睡眠時無呼吸症候群を疑う口腔内所見があります。それは、下顎前歯の咬耗、骨隆起、くさび状欠損、舌・頬粘膜の圧痕、扁桃腺の腫脹、歯列の狭窄があります。過蓋咬合を認めた症例です。(画像⑪)患者さんの承諾を得られた場合、CT撮影を行います。過蓋咬合は、上顎に対して下顎は後方におしこめられ、気道が狭窄していることがわかります。(画像⑫)改善に向けた介入方法は多数ありますが、積極的な治療方法を介入されない場合、睡眠時に下顎を前方に誘導する装置を装着することによって顎位が前方に誘導され、気道が広がり睡眠の質の向上が期待できます。(画像⑬)実際、私もこの装置を使用していますが、睡眠の質は大きく変わったと思っています。睡眠時無呼吸症候群は、太っている大人だけではなく、やせている方や子供の無呼吸症候群があります。「歯並びに問題がある」、「なかなか歯が生え変わらない」というお子さんがおられたとします。(画像⑭)基本的に上顎に歯並び、生え変わりに問題がある場合、上顎の成長不足が疑われます。その場合、当医院では鼻づまりはないか、姿勢が悪くないか、いつも口がポカンと開いていないか、いびきをかく、寝ている間にうつ伏せになっていないかなど具体的にヒアリングします。このお子さんの口腔内をみると扁桃の腫脹は認められるものの、写真ではなかなか患者さんには伝えられません。了承を得られればCTを撮影し、CTの気道分析ツールを使い気道が圧迫されていることを説明します。(画像⑮)もちろん耳鼻科的な介入はあると思いますが、歯科医師としては上顎骨の成長不足を手助け10倍になると言われています。また睡眠画像⑦画像⑧画像⑨ -1画像⑨ -2画像⑩4

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