2022_JUNE_no3
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ーー口腔内をデータ化することで      診断や臨床の発展性が期待できるようになった。Vatech製のセファ経時的な変化の確認、咬合補正が絡む複雑なケースの場合は、バーチャル咬合を臨床に応用していきたいと考えています。口腔内をデータ化することで診断や臨床の発展性が期待できるようになりました。ロ付歯科用CTもお使いいただいていますが、どの様に活用していますか?以前は、アナログのパノラマ画像とセファロ画像を頭の中で立体化して診断をしていましたが、CTで撮影することで、骨の状態、歯の位置関係、埋伏歯を牽引する方向など三次元で明らかにわかります。矯正の限界を患者さんごとに把握するには、CTは無くてはならない存在です。セファロ撮影も非常に早く画像も鮮明です。口腔内スキャナの導入を考えている先生に一言お願いします。口腔内スキャナに慣れるのに多少苦労があるかもしれません。今後、口腔スキャナがあらたに発展したとしてもそれは変わらないでしょう。今後、歯科診療もデジタル化が急速に進むと思われます。完全に16

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