CiプロダクツレビューAugust No.1
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 チェアユニットはベーシックな機能が網羅されています。ユニット内蔵の超音波スケーラーのみスタッフの意見を反映しVarios(NSK社)に交換しています。 マイクロスコープは、ドイツ製フレキシオンで天吊り仕様です。勤務医時代は有名メーカーを使用していましたが比較して使用感に遜色はありません。特にフレキシオンはボールジョイントで操作性が良いとともに、画像が明るく鮮明で正しい診査診断、精密な治療に役立っています。ーこれから開業される方に一言。中島◆開業にあたり悩んだ点がチェアユニットの台数でした。台数によって医院の経営スタイルは大きく変わると思います。当院の面積では8台導入が可能でしたが、最終的に6台での運用に決めました。医院の数十年先を考えた際、医院コンセプトである「三方よし」に近づけるのは6台と考えたからです。この結論に至るまでに色々と悩み時間ロスが大きくなってしまいました。なるべく早い段階で、自分と医院の将来像やコンセプトを設定することで、より洗練された歯科医院づくりに集中できると思います。ー「三方よし」の医院経営を志し、実行する姿勢は利他の精神そのものだ。医院経営のスタイルから設備投資に至るまで相手目線を貫いたこだわりが明確に表れている。中島 隆(なかじま りゅう)なかじま歯科・矯正歯科 院長[ 略 歴 ]1984年 京都府生まれ岡山大学歯学部歯学科 卒業岡山大学大学院医歯薬学総合研究科  インプラント再生補綴学分野 修了ハイフォン医科薬科大学歯学部(ベトナム ハイフォン市)講師ハイフォン国際歯科センター センター長神戸市東灘区大川歯科医院 勤務[ 資格・所属学会 ]・日本補綴歯科学会・日本口腔インプラント学会・岡山大学インプラント再生補綴学分野 研修登録医PROFILE早い段階で、自分と医院の将来像や コンセプトを設定すること。スペシャルインタビューSTORIEStheCi Dentist Interview11PRODUCTS REVIEW

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